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岩手遠征🌟 早池峰&焼石 その2 焼石岳

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さて、2日目は焼石岳に登るべく、レンタカーで中沼登山口へ。

尿前渓谷橋を超えたところからは、ナビにもgoogle mapにも表示されない未舗装道路に入ります。そして、何かの工事のために大まわりを強いられ、これがなかなか時間を食って、予定より1時間遅れで8時頃に中沼登山口に到着。

中沼登山口で車を降りた途端、目に虫が飛び込んでくる。

わー、ここはヤバイとこだっ。

ブヨほか、強力な吸血系の虫たちの巣窟…あわてて虫除けネットをかぶる。

 

焼石岳の中沼登山口からのピストンコース、

地図で見る限りはなだからな楽勝コースという感じなのだけど、

この時期、雪解け水が豊富すぎて、道がほぼ水没状態。木道も朽ちてる箇所多数。

ここで、靴を汚したくないとか、水に落ちたくないなどと思うと、全く前に進みません。

ここは潔く、ジャバジャバ行くべきでしょう!

…という人ばかりではないので、やはり時間がかかります。

最初のポイント、中沼に着いた時点で、

既にものすごい長く歩いた感じがしたのは私だけ?(ホントは40分で着くところ)

 

ようやく中沼に到着。

もうすぐ山頂ですかね?(…な訳ない)

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木道の滑り止めにも小技が光る!

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水芭蕉ロード

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花写真コーナー

ミズバショウ以外にも、カラマツソウ、シラネアオイリュウキンカショウジョウバカマ、シオガマなどなど。

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12時半頃、ようやく山頂まであと20分の場所、姥石平に到着!

ここから山頂まで登って、またあの水浸しの道をこのゆっくりペースで降りるのかと思うと、だんだん心配になってくる。

休憩長いけど、大丈夫かな〜。。

時間、あるのかな〜。

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そして、展望のない山頂に着いた時、ざざーっと大雨が降ってきました。

時間的にもかなり押しているので、一刻も早く降りたいところだけど、

山頂から姥石平まで、今登ってきた20分の道ではなく、時計回りに大まわりする道を通って降りるようです。

そこは大きな岩がゴーロゴーロした厄介な道。

ひえ〜。

たった20分で登った道を、雨の中、1時間以上かけておりるはめに。。

やっとついた〜と思ったところが、まだ山頂手前の姥石平。。( ̄◇ ̄;)。

 

しかし、このままでは、指定席をとった新幹線に間に合わないのはもちろん、暗くなる前に下山できるかも怪しい。

でも、明日は仕事だし、今日中になんとか千葉県まで帰らなければ!

…という気持ちが芽生えたのか、

ここからはメンバーが急に黙々とマジメに歩き始めました。

おお、やればできるじゃん!

やっと楽しいペースになってきた!

 

結局、水沢江刺駅から5時半頃の新幹線に乗って帰るはずが、中沼登山口に着いたのが5時半でした。ほぼ3時間遅れです。

中沼登山口に到着すると、朝、たくさんあった車はすでになく、私たちのレンタカーが朝止めたはじっこにぽつんと。。

そして、「あら〜、私たちが最後かと思ったらまだ後ろがいたのね〜」と年配グループのおばちゃん。…でしょうね。

 

新幹線の時間にはどうせ間に合わないので、

焼石岳温泉ひめかゆ♨️でざざっと汗を流し、

水沢江刺駅から8時過ぎの新幹線自由席で帰宅しました。

 

焼石岳の教訓

 1. 換えのサンダルを持参せよ。

登山靴🥾を濡らしたくないとか、キレイに保とうとか思うな!ジャバジャバ歩け!

 2. 服の上からでも刺してくる吸血系の虫対策のためにはスボンが望ましい。タイツにショーパンは、どうぞ刺してくださいといってるようなもの。

3. 時間管理はしっかりと。

わ〜、ミズバショウ〜、キレ〜💕とか言ってる仲間をせかしたくはないでしょうけど、現実を見ることも必要かと。。